全員制中学給食の請願またもや不採択 共産党のみ採択を求める
No.96
9月30日京都市議会本会議で、「小学校のような全員制の中学校給食の実施」を求める請願が、日本共産党以外の会派の反対で、不採択になりました。全員制の中学給食は全国では当たり前となり、無償化の流れもすすんでいます。政令市では20市のうち京都市など3市だけが未計画で、京都府内では京都市だけが計画もなく取り残されています。維新の会の市議はビラに「小学校と同様の中学校全員給食の実施を実現しよう」と書き、同党幹部も国政選挙のたびに大阪市の中学校給食実現をアピールしています。ところが、請願には「なかなかの経費がかかってくる」「将来的には全員制になると私も信じている」と述べ、採択に反対しました。一方で「全員制の中学校給食は避けられない流れにある」(立憲民主の代表質問)との発言もあり、これまでのねばり強い運動と共産党市議団の論戦が議会を動かしつつあります。